『犯罪都市』歴代キャスト総まとめ!怪物刑事と強烈悪役の現在&裏話
韓国映画界の興行記録を次々と塗り替え、累計観客動員数4,000万人という驚異的な金字塔を打ち立てたメガヒット・アクションシリーズ『犯罪都市』。主演兼プロデューサーを務めるマ・ドンソクの圧倒的な拳ひとつで悪党を叩き潰す爽快感のみならず、観客の脳裏に焼き付いて離れない強烈無比な歴代ヴィラン(悪役)や、脇を固める個性派俳優陣の怪演が作品の真骨頂です。
日本国内の動画配信サービスでも常に上位へランクインし続ける本作ですが、「悪役を演じた俳優のその後の活躍は?」「第3作で鮮烈な存在感を放った日本人キャストの起用裏話とは?」といった疑問を持つ映画ファンは少なくありません。劇場公開時の現場取材メモや公式記者会見、出演者の手記や単独インタビューを総動員し、シリーズを100倍深く楽しむためのキャスト陣の全貌と最新情報を徹底解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:マ・ソクト刑事(マ・ドンソク)の鉄拳アクションを支える歴代相関図と、全4作にわたる配役の進化プロセスを完全網羅。
- 要点2:ユン・ゲサン、ソン・ソック、イ・ジュンヒョク、キム・ムヨルら歴代悪役の過酷な役作りと、青木崇高・國村隼ら日本人キャスト招聘の決定打となった舞台裏。
- 要点3:シリーズ屈指の人気キャラクターであるチャン・イス(パク・ジファン)の愛される理由やカメオ出演の真相、全8作構想が進行する最新動向までを網羅。
【犯罪都市キャスト歴代一覧】シリーズ全4作の登場人物相関図と軌跡
2017年の第1作公開から始まった『犯罪都市』ユニバースは、単なる痛快刑事アクションにとどまらず、作品ごとに警察組織の規模や捜査網がスケールアップしてきました。シリーズの根底にあるのは、「怪物刑事マ・ソクト」対「法の外で暴れ回る極悪集団」、そしてその狭間で振り回される「情報屋・裏社会の小悪党たち」という三つ巴の構図です。
犯罪都市登場人物相関図を読み解く上で欠かせないのが、マ・ソクトの所属部署の変遷です。第1作・第2作ではソウル衿川(クムチョン)警察署の強力班(チョン・イルマン班長役:チェ・グィファ)を拠点としていましたが、第3作以降はソウル地方警察庁の「広域捜査隊」(チャン・テス班長役:イ・ボムス)へと舞台を移し、より凶悪化・国際化する組織犯罪へ立ち向かう構造へと進化しました。この盤石な警察チームに対し、予測不能な暴力で挑みかかるヴィランたちが作品ごとに激突を繰り広げます。
| 作品名(公開年) | 主演&警察チーム | メイン悪役(キャスト) | 編集部の見解・興行インパクト |
|---|---|---|---|
| 犯罪都市 (2017年) | マ・ドンソク チェ・グィファ ホン・ジジュン | チャン・チェン (ユン・ゲサン) チン・ソンギュ | R18指定ながら観客688万人を動員。伝説の幕開けとなった原点にして最高峰の泥臭さ。 |
| 犯罪都市 THE ROUNDUP (2022年) | マ・ドンソク チェ・グィファ ホ・ドンウォン | カン・ヘサン (ソン・ソック) | コロナ禍の映画館を救った動員1,269万人。ソン・ソックの狂気が社会現象化。 |
| 犯罪都市 NO WAY OUT (2023年) | マ・ドンソク イ・ボムス キム・ミンジェ | チュ・ソンチョル(イ・ジュンヒョク) リッキー(青木崇高) | 2年連続の動員1,000万人超え。初の「知能犯」と「ヤクザ刺客」によるダブル悪役体制。 |
| 犯罪都市 PUNISHMENT (2024年) | マ・ドンソク キム・ミンジェ イ・ジフン | ペク・チャンギ(キム・ムヨル) チャン・ドンチョル(イ・ドンフィ) | ベルリン国際映画祭公式招待。シリーズ通算動員4,000万人を突破した超大作。 |
この犯罪都市キャスト歴代一覧を鳥瞰すると、本シリーズが一貫して「マ・ドンソクという不変の太陽」の周囲に、その時代で最もエッジの効いた実力派キャストを配置し、化学反応を起こし続けてきたことが如実に分かります。

怪物刑事マ・ソクトの象徴|マ・ドンソク経歴と代表作から紐解く唯一無二の魅力
画面に登場するだけで観客に「もう絶対に大丈夫だ」という強烈な安心感を与える主人公、マ・ソクト。この規格外のキャラクターは、俳優マ・ドンソク経歴と代表作の積み重ねなしには決して誕生し得ませんでした。
10代でアメリカへ移住した彼は、コロンバス州立大学で体育学を専攻。総合格闘技(MMA)黎明期の伝説的王者マーク・コールマンらのパーソナルトレーナーを務めるなど、本物の格闘技術と肉体を培いました。その後、30代で韓国へ帰国して本格的に俳優活動を開始。『群盗』(2014年)や『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)でゾンビを素手でなぎ倒すタフガイを演じ、世界中にその名を知らしめます。2021年にはマーベル映画『エターナルズ』のギルガメッシュ役に抜擢され、アジア系俳優としてハリウッドの頂点に登り詰めました。
特筆すべきは、マ・ドンソクが単なる主演俳優ではなく、本作の「企画・原案・共同製作」を一手に担うクリエイターである点です。彼自身がプロボクシングの経験を持つことから、劇中のアクションはCGや派手なワイヤーワークに頼らず、リアルなボクシンググローブの衝突音を模した重低音と骨太なボディブローに徹底してこだわっています。強面でありながらどこかユーモラスで愛嬌がある「マブリー(マ・ドンソク+ラブリー)」の魅力が、過酷な犯罪捜査劇の中に絶妙な温かみを吹き込んでいます。
【歴代悪役の系譜】ユン・ゲサンからキム・ムヨルまで!犯罪都市悪役ネットの反応と現在
『犯罪都市』が他のアクション映画と一線を画す最大の要因は、「ヴィランの放つ悪の純度」にあります。マ・ソクトの拳がいかに強力であっても、受けて立つ悪役に圧倒的な残虐性と緊迫感がなければ、物語のカタルシスは生まれません。ここでは犯罪都市悪役ネットの反応とともに、歴代悪役たちの現在を追跡します。
第1作:チャン・チェン役/ユン・ゲサン(中国・黒龍江省系組織の冷徹ボス)
国民的アイドルグループ「g.o.d」出身のユン・ゲサンが、トレードマークの爽やかさを完全に捨て去り、長髪を後ろで束ねた極悪人チャン・チェンを怪演。手斧を躊躇なく振り下ろす冷酷非情な姿は観客を震撼させました。劇中のセリフ「お前、俺が誰か分かってんのか?」は韓国中で大流行し、数多くのパロディを生み出しました。 犯罪都市悪役キャスト現在の足跡として、ユン・ゲサンはその後も『クライムパズル』や『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』など重厚なサスペンスの主演を務め、韓国映画界を牽引するトップ俳優としての地位を不動のものにしています。
第2作:カン・ヘサン役/ソン・ソック(東南アジアを震撼させた快楽的殺人鬼)
ベトナムで韓国人観光客の拉致・殺害を繰り返す狂気の男カン・ヘサンを演じたソン・ソック。長身痩躯の体に刻まれた無数のタトゥーと、マチェーテを振り回す野獣のような殺気は圧巻でした。 当時、韓国および日本で巻き起こった犯罪都市ソン・ソック人気の理由は、同時期に放送されていた名作ドラマ『私の解放日誌』の「ク氏」役で見せた物静かな大人の色気と、本作で見せた狂気的な殺人鬼という凄まじいギャップにありました。SNSでは「危険すぎる色気に呑まれる」「ただ恐ろしいのに目が離せない」と絶賛が相次ぎ、一躍トップスターへと駆け上がりました。
第3作:チュ・ソンチョル役/イ・ジュンヒョク(麻薬ビジネスを牛耳る汚職刑事)
端正なルックスで知られるイ・ジュンヒョクは、シリーズ初となる「知能犯型ヴィラン」に挑戦。自ら麻薬組織を操る汚職警部という難役に対し、犯罪都市イ・ジュンヒョク役作りへの執念は凄まじいものでした。マ・ドンソクと対峙した際に体格で見劣りしないよう、体重を約20kg増量し、過酷なバルクアップを実施。発声トレーニングによって声のトーンを意図的に低音へと変え、暴力性と狡猾さを併せ持つ怪物を作り上げました。本作での演技が高く評価され、その後も話題のドラマ『ヴィジランテ』や主演作で唯一無二の存在感を放ち続けています。
第4作:ペク・チャンギ役/キム・ムヨル(元特殊部隊の冷酷な刺客)
シリーズ最新作にあたる第4弾について、犯罪都市4キャスト詳細まとめの筆頭となるのがキム・ムヨル演じるペク・チャンギです。フィリピンを拠点とする違法オンラインカジノ組織の行動隊長であり、元特殊部隊傭兵という設定。短剣(ダガーナイフ)を自在に操る電光石火の暗殺アクションを見せるため、体脂肪率を一桁台まで絞り込んだシャープな肉体美を披露しました。共演したIT企業社長役のイ・ドンフィとの頭脳と武力の対比も見事で、ベルリン国際映画祭の公式上映でも熱狂的な拍手を浴びました。

青木崇高と國村隼が刻んだ爪痕|犯罪都市日本人キャスト抜擢の舞台裏と出演の経緯
日本国内の映画ファンにとって最大のハイライトとなったのが、第3作『犯罪都市 NO WAY OUT』における本格的な日本人キャストの参戦です。中でもヤクザの解決屋リッキー役を演じた犯罪都市日本人キャスト青木崇高の存在感は、韓国現地でも大きな話題を呼びました。
青木は単なるゲスト出演にとどまらず、日本刀を自在に操る孤高の殺し屋という難役に挑むため、撮影の数ヶ月前からアクションスクールで過酷な剣術トレーニングを敢行。韓国映画特有の容赦ないバイオレンス描写に見事に適応し、一太刀で相手を仕留めるスピーディーかつ重厚な殺陣を完成させました。現地の舞台挨拶でも流暢な韓国語を交えた真摯なスピーチを行い、韓国メディアから「本作のサスペンスを極限まで引き上げた立役者」と惜しみない賛辞が送られました。
さらに映画界の度肝を抜いたのが、ヤクザ組織の最高幹部・イチゾウ会長役として特別出演した犯罪都市國村隼出演の経緯です。ナ・ホンジン監督の傑作『哭声/コクソン』(2016年)で韓国のアカデミー賞にあたる青龍映画賞の男優助演賞・人気スター賞を外国人として史上初めてダブル受賞した國村隼。その圧倒的なオーラを知り尽くしていたマ・ドンソク本人が、「イチゾウ会長役には國村隼さん以外に考えられない」と熱烈なオファーを直接送ったことで今回の奇跡的なキャスティングが実現しました。短い出演シーンでありながら、スクリーンを支配する重厚な眼光は、物語に本物の凄みを与えました。
ネットの噂とカメオ出演の真相|チャン・イス降板説や第5作への伏線
ファンコミュニティやSNS上で長年議論を呼んできたのが、「シリーズの隠れた主役」とも称されるチャン・イス(パク・ジファン)の処遇と犯罪都市カメオ出演の真相です。
第1作でイス組の組長として登場したチャン・イスは、チャン・チェンによって組織を壊滅させられ、第2作では不法結婚相談所を営んでいたところをマ・ソクトに都合よく利用されるコメディリリーフとして愛されました。第2作のラストで置き去りにされたことから、ネット上では一時「チャン・イス死亡説」や「俳優のスケジュールの都合によるシリーズ降板説」が囁かれました。
しかし、第3作のポストクレジットシーン(エンドロール後のおまけ映像)で、派手なアロハシャツを着たチャン・イスがサプライズ登場すると劇場内には歓声が響き渡りました。このカメオ出演は、続く第4作への明確な伏線だったのです。第4作『PUNISHMENT』において、チャン・イスは正式にメインキャストへ復帰。サイバー犯罪捜査に疎い警察チームの「特命潜入エージェント」としてマ・ソクトと事実上のバディを組み、シリーズ最高峰の笑いとドラマを牽引しました。
現在報じられている犯罪都市シリーズ最新ニュースによると、マ・ドンソクは当初から本シリーズを「全8作」の長編プロジェクトとして構想していることを公言しています。第1作から第4作までを「第1フェーズ(韓国国内および近隣諸国の凶悪犯罪)」と位置づけ、現在脚本開発が進行している第5作から第8作は「第2フェーズ(より国際的かつ現代的なサイバー・国際テロ犯罪)」へと舵を切ると明かされています。新たな日本人キャストの参戦や、過去のキャラクターの電撃復帰も十分に期待されています。

【実態検証】なぜ観客は熱狂するのか?バイオレンスと痛快コメディの黄金比
観客や映画ライターの生の声を分析すると、『犯罪都市』シリーズが単なる残酷描写の多いアクション映画と決定的に異なる理由が浮かび上がってきます。それは「凄惨なバイオレンス」と「爆笑を誘うコメディ」の精密な黄金比率です。
悪役たちが登場するシーンでは、一切の妥協を排した冷徹で残酷な暴力が描かれ、観客に強烈なストレスと恐怖を与えます。しかし、マ・ソクト刑事が登場した瞬間、軽妙なジョークと圧倒的なワンパンチによってその緊張が一気に弛緩します。「緊張(フリ)」と「緩和(オチ)」の落差がこれほど完璧に計算されたエンターテインメントは、世界中を見渡しても類を見ません。映画館を出る観客の多くが「嫌なことをすべて忘れられた」「スカッとした」と口を揃える背景には、感情のジェットコースターを緻密に設計した脚本の妙があります。
【プロの結論】カタルシスの社会心理学と本作を楽しむべき人の基準
心理学および社会学の観点から見ると、本作が記録的ヒットを続ける背景には「法の手続きでは解決できない不条理に対する処刑的カタルシス」が存在します。複雑化する現代社会において、狡猾に法の網をくぐる犯罪者に対し、人々が無意識に抱くフラストレーションを、マ・ソクトの理屈抜きの鉄拳が根こそぎ代弁・解消してくれるのです。
ただし、本シリーズを鑑賞する上での向き・不向きの基準は明確に存在します。
- 絶対におすすめできる人: 日常のストレスを一瞬で吹き飛ばしたい人、理屈抜きの痛快な勧善懲悪を求めている人、骨太な打撃音や実戦的な格闘アクションが好きな人。
- 慎重になるべき(おすすめできない)人: 刃物を使った流血表現や人体損壊の描写に極めて敏感な人、伏線が張り巡らされた重厚で静かな心理サスペンスのみを好む人。
【犯罪都市 キャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『犯罪都市』シリーズはどの順番で観るのがベストですか?過去作を観ていなくても楽しめますか?
A1:各作品ごとに事件そのものは完結しているため、どの作品から観ても1本のエンタメ映画として十分に楽しめます。ただし、マ・ソクト刑事のキャラクター性や、名脇役チャン・イスとの爆笑必至の関係性の変化を骨の髄まで味わうためには、やはり第1作『犯罪都市』から公開順に鑑賞することを強くおすすめします。
Q2:歴代の悪役の中で、ファンの間で最も評価が高いのは誰ですか?
A2:作品の原点にして圧倒的なトラウマを植え付けた第1作のチャン・チェン(ユン・ゲサン)と、野獣のような狂気とセクシーさで爆発的な社会現象を起こした第2作のカン・ヘサン(ソン・ソック)が人気を二分しています。知性派を好む層からは第3作のイ・ジュンヒョク、シャープな武術アクションを好む層からは第4作のキム・ムヨルも非常に高く評価されています。
Q3:今後、シリーズに新たな日本人俳優が出演する可能性はありますか?
A3:可能性は非常に高いと考えられます。プロデューサー兼主演のマ・ドンソクは日本映画界との親交が深く、第3作での青木崇高や國村隼の起用成功を経て、全8作構想の第2フェーズ(第5作以降)でも国際共同製作やグローバルキャストの登用を前向きに検討していることを公式インタビューで言及しています。
まとめ:広がり続ける『犯罪都市』ユニバースと今後の展望
マ・ドンソクの規格外のフィジカルと情熱から始まった『犯罪都市』は、卓越したヴィランたちの名演と、国境を越えた日本人実力派キャストの合流を経て、アジアを代表する世界基準のアクションフランチャイズへと成長を遂げました。
それぞれの作品で命懸けの役作りに挑んだ俳優たちの軌跡を知ることで、スクリーンに炸裂する一撃一撃の重みは何倍にも増して感じられるはずです。全8作構想の折り返し地点を迎え、さらなる進化を遂げる今後のシリーズ展開からも目が離せません。 (出典: 犯罪 都市 キャスト(Yahoo!ニュース))